I'm lovin' U

Monday, August 29, 2005

第6話 4っ杯

告白@カラオケBOX
カラオケ店に向かう途中も彼女の優しさが伝わったが、新しい緊張がはしる。
歌広など博多駅の周りにはない。着いた所は自営業のようなカラオケ店。
地下にあって狭い雰囲気だ。部屋には星座の名前が付けられていた。
俺たちは同じふたご座だからふたご座を見たが、使用中だった。
歌声は外に聞こえやすく、しょぼいカラオケ店だったが俺は予定通り告白した。
中は広いが、なんだか古い感じだ。彼女が先だった。浜崎のNo way to sayだ。
普通にうまかった。俺はオレンジレンジの花でせめる。声と音程があわない。
緊張しすぎで全然音が合わないし、歌詞も間違えまくりでだめだめな出だし。
今は歌詞より横にいる彼女へのアタックする事で頭がいっぱいだった。
彼女はとんとん浜崎、グローブ、大塚愛などを余裕で歌ってる。
こっちはいっぱいいっぱいすぎて何を歌ったか覚えてないくらいだ。
そろそろいくか・・・。「この歌だけはちゃんと聞いて欲しい。」
そう彼女に伝えて俺は彼女への思いが一番近い歌を歌った。
その曲は「運命のヒト」EXILE。
聞いたときに夏子への思いとほとんど同じような歌詞だった。
彼女はその歌詞をどう受け止めたかはわからないが、
震える声で俺はこの日までの思いを歌でぶつける。
歌い終わると頭の中は真っ白だった。
「愛してるよ。」俺は夏子と目が合い、自分の中でGoサインがでた。
俺は彼女にキスをした・・・・・・といいたいとこだが拒否られた。
彼女もキスだというのに気がついて慌てて顔を隠す。
無理だった。そう、俺は失敗した。イーサンハントでも呼びたい気分だ。
次回作はKiss impossibleか?しかしやっちまった。
きまずいムード満点のこの部屋にバックグラウンドだけが流れる。
彼女は少し間を置いて曲を入れた。
そしてしばらくすると受付のおばさんが登場。
電話があるのにノック無しで「あと5分です。」これには二人ともびっくりだ。
再びうちらの間に笑いが入るようになった。
そして話し合った結果、このままホテルに向かうことに・・・。
彼女の口からラブホとビジネスホテルの2種類出てきた。
俺はへこんでいた。この恋はこのまま終わっていくのだろうか・・・。
夏子が「ラブホのほうが安いしいろいろそろってるよね。」
俺はそんなに金をかけられなかったからその言葉通りにした。
今の時点での二人の関係は何だろう?友達?カップル?
疑問があったが俺は彼女の手を握った。これといって拒否はなかった。
俺は彼女の心が読めなくなった・・・。
ラブホに行って何か期待するわけじゃない。
俺はただ彼女からの返事が欲しいだけだった。

疑問を抱きながらも俺は手を離さなかった。
そして周りは真っ暗になり、二人はホテルへ・・・。

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