I'm lovin' U

Friday, September 09, 2005

第8話 愛4U

突然ですが、最近自分のブログを見てくれている人が結構いて感動。
みなさんありがとうございます。
そして中途半端で終わってる旅ブログの方もこの話が落ち着いた後
続けさせていただきます。
では第8話です。

次の日俺らは前の日では想像もしていなかったカップル化していた。
朝起きるとトーストの焼ける匂いとコーヒーの香り、
そしてまぶしいくらいの太陽が・・・
とまではいかなかったが、横で彼女の寝顔を見てるだけで幸せだった。
昨夜二人で外に買出しに出たときに買った物がそのままだったから、
それが俺にとっての朝メシになった。
彼女はわからないが、俺には時間が気にならなかった。
というより、気にしたくなかった。
時間を見るたびに現実に戻って別れの時間までの事を考えてしまうからだ。
俺らは大したことはしてないが、自分たちの事をお互い話せたから、
それだけでもここまでは十分充実したデートができたと思う。
そうしてうちらは結局12時にホテルを後にした。
とくにこれといっていきたいところも無かったが、
一緒に過ごしてる時間を無駄にはしたくなかった。
博多駅から数駅離れた駅まで地下鉄で向かうことにした。
そこは東京でいう銀座のような場所だ。
向かう間のうちらの行動はもう普通のカップル、
又はそれ以上のカップルのような感じになっていた。
手をつないでる時間、目を合わせる回数、
彼女を思う気持ちが前日の何十倍、何百倍も膨れ上がっている。
今の自分たちはいつからか目標だった、
自分の理想のカップルにかなり近いことに気がつく。
俺らは手をつなぎ、肩を寄せ合い、キスもするような普通のカップル。
ただ出会い方が違うから、順番もアブノーマル。
うちらは数あるデパートの一つで昼食をとることにした。
そして俺たちはそこでおそろいの色違いの携帯ストラップを購入した。
指輪とかアクセを買おうとしたが、時間と財布の中身が足りなかった。
でも一緒に買った物だから俺にとってはまさに宝物だ。
そんなカップル初デートの最後の食事が始まる。
外の展示メニューがAllパフェ・・・。どうやらパフェで有名な店らしい。
こういうとこもデートでしかこれない特権かもしれない。
店は少しせまめでほぼ満席だった。
なんかかなりの種類のパフェがあって選ぶのに時間がかかった。
やっと決まりオーダーすると隣の席でおいしそうなお好み焼きが・・・
え?お好み焼きもあるのか?と知った瞬間食べたくなった。
彼女はそれに気づき一緒に食べることに。
それをオーダーして待ってる間この後どうするかいろいろ二人で考えた。
そんなことをしているうちにパフェが出てきた。
思っていたよりでかい。しかし日本のデザートは甘さ控えめで優しい。
彼女が食べた後、彼女が俺に食べさせてくれた。
こんなことしてる人は周りにいなかったが、俺はこういうことが好きだった。
こういう時もまた彼女の存在と優しさの再確認ができる幸せな時だ。
その数分後にお好み焼きも到着。パフェもお好み焼きもうまかった。
デート中は小食になる方だが、彼女はもっとだからそう感じなかった。
俺らは結局残りの時間でまた離れた場所にある観覧車に乗って、
初デートを終了することにした。
迫る別れの時間から逃げ出したくなる気持ちと寂しさが込み上げる。
俺たちは店を出て再び地下鉄の駅へと向かう。
電車内では彼女の頭をなでながら、
俺は残り少ない時間1mmでも彼女の近くに居たかった。
地球の半周ほど離れた場所にいた彼女をこんなにも近くで感じるなんて。
俺は本当に幸せな気持ちでいっぱいだった。
周りがどんな風に見てるかなどどうでもよかった。
そしてとうとう目的地の駅に着き、
最終デートコースの観覧車行きのバスに俺たちは乗り込む。
扉が閉まると同時にブザーが鳴り、今回のデートの最後を知らせる。